内科や歯科を併設する精神科~身体的な不調の有無もチェック~

心の病が体に影響を与えることも

心の病の中には、精神的な症状だけではなく身体的な症状を引き起こすものも少なくありません。特に胃腸関係などの内科的な症状や、口の中の症状など歯科に関連するものがよくみかけられます。
心の病が原因で起きている身体的な不調であれば根本を改善すれば徐々に症状が落ち着くことも多いのですが、落ち着くまでの対症療法が不可欠です。ただ一般的に精神科だけを設けているところではほかの診療科目の薬を取り扱っていなかったり、取り扱っていても種類が限られているところも多く見受けられます。
このため精神科だけではなく内科や歯科を併設することでほかの診療科目で取り扱う薬の種類も増やせるので、多彩な症状や不調にも対応しやすくなるのです。

実はほかの病気の症状という可能性もある

心の病を抱えている人の中には身体的な不調や症状を訴える人も多いですが、その中には心の病が原因で不調や症状を起こしているわけではない人もいます。そのような人はどんなに精神科から処方された薬を飲んでも身体的な不調や症状が改善することはありませんし、薬の副作用で悪化してしまうという可能性もあるのです。
このため精神科では身体的な不調や症状がある場合は、それに対応した診療科目を併設してそちらで受診してもらうことでどちらが原因なのかを明確にできるようにしているところが増えています。また併設している診療科目同士で総合的に患者の状態を診断することができるため、より適切な治療や薬の処方ができるようになると言います。

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